机上に踊る胆と熱

中小企業診断士試験についての(役に立つ)所感

情弱が「情報システム」で60点を確保する際の取り組み方を、戦略・戦術面からしつこく・ネチネチと語る・・・

 

 一次「情報システム」についてです。スマートじゃない方のホンを使い、LANケーブルを「せん」と呼び、Wifiを「うぃふぃ」と発音してた情弱・土木建設業の私ですが、いかにしてココを攻略したのか・・・・・・・メール送信を誤り、それを取り消すために「コンセントを抜く」という、疾風怒濤の対処をした私です。脳筋のためエクセルの使用法すらままならず、未だに派遣社員さんに操作法を習っているこの私の物語は、たぶん、得点力の面で福音をもたらすと考えます。なぜ、科目合格できたんでしょうか、この私が。難化の代名詞ともなったあの、H28年情シスすら56点、ゲット出来たのです。素点52+得点調整4での56とは云え、これは偉業とは言えないでしょうか。そして、以下は謙遜ではなく私以上の情弱は今まで、存在確認できていないのですがそんな私でもなぜ、翌年64点で科目合格が可能となったのか・・・・・ところで大荒れH28に関しても普通の方ならば、4加点で合格してた可能性も大です。今から述べる以下の指示に従えば来年情シスは、合格点をクリアするでしょう。なかには4~12点の貯金をする方も、現れると考えます。(自信あり)

 さて、同科目ですがどうやって勉強してますか?体験者は同意頂けると思うんですが、あの出題範囲の広大さです。ITコンサルな方すらもポロポロと、不合格で涙をのむのが同科目の特徴なんですけれどもこの試験、当たり前ですけども「ペーパーテスト」なんです。先ず以てこの事実を神に、感謝するべきなんでしてペーパーテストであるがために情報弱者すらも、メガネをかけて青Yシャツで襟だけ白いITコンサル君と伍して、戦えるのです。語ります。

 

5問 + 10問/20問ゲットを戦略方針とする。

 戦略面です。残り9カ月を使ってこの科目、いかに対処していくかなのですが「5問 + 10問/20問ゲット」を方針、とすることが効果大となりましょう。さて、どういう意味か?       

 最初の「5問」とはハードウェア関係の設問、これを指してます。そうです、「ココは100%取る」のです。具体策は後述しますが先ず以て、方針としてそれを銘記しましょう。冒頭の5問(20点分)は基本問題です。変化球・ダミー選択肢を挟みはしますが、過去問とその解説欄からの出題と診てほぼほぼ、間違いがなく情シスに於いて最も、対策の立てやすい分野になります。そして「+10問/20問ゲット」の部分ですが、ここは詳しい説明が必要になりましょう。それを以下で述べます。

 この+10問/20問ゲットとは「得点率50%を目指す」の意味になりまして、意識面としてまあ、「二択に絞れればOKとする」てな意味なんですけど、情シスに於いて知識の深追いを避け、他科目との兼ね合いを取り、学習効率を向上させることを目的としてます。意識高い系・情シス出題者の繰り出す〝うんちゃらハイパーテクノロジー〟な重箱の隅、華麗にスルーして代わりに、他科目の基本問暗記に時間投下、するための戦略です。いやまあ、なにせ、この分野、受験校の講師すらも取れてません(確認済み)。「担当1科目の講師すら、取れない。その分野を7科目受験の我々が取れるとお思いですか?」なんてことはクドクドと、申し上げませんがどうやったら賢い対処が出来るのでしょうか。それが、「二択に絞れればOKとする」の、意識付けです。

 さてこの、「二択に絞れればOKとする」の意識なんですが、単純計算で「2択に絞れた問題を2問作ると4点ゲット」なんです。ええ無論、確率の話なんですが、この意識を持つことが大切。さもないとあの、広大な出題範囲に惑わされ真面目な方ほど、100年に1回しか出題されないかもしれない知識習得に精を出すハメに陥ります。ただでさえ貴重な、勉強時間です。それを、そんな分野を追い求めることに使ったりすると結果は自明でして、ええ、「暗記した分野が出題されなかった上に、経済学の基本問題を落としたよ」になるんです。コワイですよ、情シスは、戦略を見誤ると・・・・・・・他科目へも悪影響を、及ぼしかねない科目です。  

 ですんで、2択でOK意識です。これが非常に大切でして、2択に絞れた問題を「たくさん作っていくイメージ」です。テキストや過去問をやっていれば、さすがに2択には絞れるようになりますからね。4択残し問題(難化)になってもそれが4問あれば、全部をエにしてても1問くらいは取れますんで、まあ、「1択にせねばー!!!!」な意識を捨てることです。ムダですからね。追い求めるべきは情シス広範囲ではなく、他科目の基本問題・定着化です。

 

戦術面は「LEC講師・黒川さん」への高依存。  

 戦略のあとは戦術面です。そしてもう、ここはLEC黒川さんになります。彼の作成するレジュメ、答練、模試等々ですが・・・・・・・・的中率が高いんですね。それが、お勧めする理由です。ところで出題者の家を燃やすという、書き込みされる位に難化したH28、伝説の選択肢となった「ホワイトデーターセンター」ですが、その重箱隅知識までもカバーしてたのが黒川講義です。黒川講師の探求心には脱帽なんでして、的中率の高さがスバラシイんですけど彼の用意する各種資料ですが、他にも特筆すべき点がありまして、「基本問題の深堀りがなされてある」んですね。ここも非常に、我々の助けとなる点です。

 戦略面で「冒頭5問の基本問題ゲットが必達」と申し上げました。けど、大半の受験生はこの、基本問題すらもポロポロと落とすんですね。なぜかと云うと「問われたかを変化させて来る(来やがる)から」なんですけど黒川レジュメは、この点へも対応されてます。

 

ア デバイスドライバとは〇〇〇〇な機能をPCで実現する。

イ デバイスドライバとは〇〇〇〇な機能をPCで実現するソフトウェアである。

 

 このままこんな問題は出ませんが、まあ、一句が挿入されてある問題です。そうですこの、「一句挿入されてあるだけで意味が全然違ってくる」系の、問題対処です。出題者はこんなカタチで選択肢を作ってくるんですが、案外、悩ましいとはお思いになりませんか。「ええっと、デバイスドライバってソフトウェアだったっけ?」ですね。「〇〇〇〇部分の説明、これは合っている気がする。でも、この、『ソフトウェアである』の一句が悩ましい」・・・・・試験本番ではこんな事態が、前半5問で起こるのです。こんな事では(受験校講師すら取れない)なんちゃらハイパーテクノロジーではなく、基本知識の深堀りをやっときゃ良かったと8月試験2日目に気づく、のですがもう、遅い。「来年また受験しにおいで~」と宣告されちゃうんですが、これがコワイですよ、この試験は。ソフトウェアか否かな点、そこを知っておくだけで得点出来たのに翌日の自己採点、してみれば、「デバイスドライバ問題!あそこで取れてれば二次にいけた(涙)」になるんです、多数の受験生が。

 この、基本知識の「深堀り」と「他方面からの問い方」ですが、素人には対処不能です。そしてそれこそがLEC黒川さん講義、お勧めする理由になります。クドイけど、以下は自慢話として聞いて欲しいワケではありません。黒川さん各種資料の的中率や対応度の高さを物語る話として読んでもらいたいんですがH28年情シスすら56点、「この私が」ゲット出来たのです。素点52+得点調整4での56とは云え、これは偉業とは言えないでしょうか。そして、以下は謙遜ではなく私以上の情弱は今まで、存在確認できていないのですがそんな私でもなぜ、翌年64点で科目合格が可能となったのか・・・・・・・戦術面で黒川講師、使い倒したためなんであります。

 無論、「黒川さんに弟子入りする」なんて選択肢は¥の問題もありますし、他受験校生にとってはハードルの高い選択、になりましょう。なので万人受けする方法でナイことは承知してます。けれども他にどんな方法があるんでしょう・・・・・・・・私はたまたま最初から、黒川さん講義を受講出来ました。これは非常に、幸運だったってことなんでしょうか。ちなみに今年、平成30年は黒川講師の受講をお勧めした受験生、TAC生を含んで全員合格でした。